「旅行と実際に住むのはまったく違うこと。」
そんなことを聞いたことがありませんか?
私はドイツに住む前は旅行ですら行ったことがありませんでした。
今回は私がドイツに住んでみてびっくりしたことや日本と違うところなどを紹介していきます。
これから仕事や留学などでドイツに住む予定の方に少しでも参考になれば幸いです。
日本から遠すぎ…
最初はこれ!
ドイツと日本を行き来するには片道12時間ほどかかります。
直行便で12時間なので、乗り継ぎがあるともっとかかります。
航空券も決して安いわけではなく、1往復するだけでも体力を使うので頻繁に行き来できるような距離ではありません。
歩きタバコ多くない?
これもドイツに来てすぐに思ったこと。
ドイツは日本よりも喫煙者が多く、そこらじゅうでタバコを吸っている人を見かけます。
日本のように喫煙スペースがあるわけではないので、外でなら喫煙OK!という感じ。
カフェやレストランのテラス席でもだいたいタバコが吸えます。
歩きながらタバコを吸って、そこらへんにポイっと捨てる光景は割と日常茶飯事です。
意外と食費がかからない
スーパーに売ってる食材は日本より安いものも多いです。
野菜、フルーツ、肉、乳製品は日本より安く買えるものがたくさんあります。
外食するとチップもあるので高くつきますが、自炊している分には安く済みます。
もちろんビールもびっくりするほど安いです。
冬がとにかく長い
1年の半分は冬なんじゃないかと思うほど、とにかく冬が長いドイツ。
10月ころから寒くなり始めて、5月くらいまではアウターが必要になります。
日本の冬と違って毎日のように曇り、雨、曇り、雨…の繰り返し。太陽が出ない日が何日も続きます。
おまけに真冬は4時ころから暗くなり始めて、朝は9時くらいにならないと明るくなりません。
1日中、部屋の電気をつけているのも珍しくはありません。
太陽が出ないとビタミンDが不足したり、気分も落ち込むので健康管理が大事になる季節です。
ゴミ箱が多い!
日本では街中でほとんどゴミ箱を見かけませんよね?
駅の中とか、コンビニくらいしか思い浮かびません。
ドイツは数メートル間隔でゴミ箱が設置されています。
それでもポイ捨てする人はいます…不思議。
日本に一時帰国すると、ゴミ箱がないのに道路にまったくゴミが落ちていないことに違和感を感じるほど。
トイレが有料
噂には聞いていたものの本当にトイレは有料です。
基本的に駅や高速道路の休憩所(サービスエリア的な)のトイレは有料。日本の改札のように、お金を払わないとトイレに入れないシステムのところがほとんどです。
デパートやショッピングモールは場所にもよりますが、有料のところが多いです。
カフェやレストランは、そこで食事をしていれば基本的に無料。ただトイレを借りるだけなら料金を払わなければいけないところが多い印象です。
料金は場所によってバラバラですが50セント~1ユーロくらいです。
ビニール袋が少ない
日本だとコンビニやスーパーで買い物をするとだいたいビニール袋に入れますが、ドイツではだいたい紙袋。
エコに対する意識が高いせいかレジ袋としてのビニール袋はほとんど見かけません。
お菓子やスナックも個装になっているものが少ないので、お土産を買うときはちゃんと確認してくださいね。
ポテト大好き!
「じゃがいも」と言ったら私はイギリスを思い浮かべるのですが、ドイツも負けていない印象。
スーパーにはいろんな種類のじゃがいもが売られていて、しかも安い。
街のポテト屋さんには行列ができるほどドイツでは人気です。
若い人たちからおじいちゃんおばあちゃんまで、美味しそうにポテトを食べています。
ペットフレンドリー
外を歩けば犬を連れている人をたくさん見かけます。
ドイツでは電車などの公共交通機関に犬と一緒に乗ってもOKです。
レストランやカフェ、デパートなどにも行けるので本当に一緒にお出かけしているみたいです。見ていて癒されます。
ドイツの犬はしっかり躾けられているので、知らない人に向かって吠えることはほとんどありません。飛び掛かったりもしません。
優しくてフレンドリーな人もいる
ドイツ人って気難しいとか日本人に気質が似ていると聞いたことがありましたが、当たっているようで違うような…
困っていたら「どうしたの?」って声をかけてくれる人もいるし、急に話しかけてくる人もいるので意外とフレンドリー。
チョコレートだけ持ってレジに並んでいたら「先に行きなよ!」って譲ってくれる人も多いです。
責任感が強いので、ルール違反をしていたり困っている人がいると声を掛けずにはいられない!という感じ。
あくまでも私の意見ですが、ドイツってこんなところか~と思っていただけたら嬉しいです!
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