こんにちはぬこです。
今回は私がドイツで「1ヶ月でアパートを決めた方法」をレポします。
仲介手数料などの初期費用を最小限に抑え、なるべく安くアパートを探したい方にはおすすめです。
これからドイツに住む予定のある方のご参考になれば幸いです。
ドイツの賃貸住宅とは
私の街では賃貸物件といえばアパートです。
(日本でいうところのマンション・アパート)
戸建ては郊外に行けばありますがあまり見かけません。
知り合いの日本人の方もみなさんアパートに住んでいます。
またWGというシェアハウスもあります。
一人暮らしや学生さんで家賃をなるべく安くしたいという方に人気のようです。
ドイツでアパートを探す方法
私はドイツのデュッセルドルフに住んでいます。
私の住む街でアパートを探すには主に3つの方法があります。
- ドイツの不動産会社で探す
- 日系の不動産会社で探す
- インターネット(アプリ)で探す
ほかにも日本人向けの掲示板や知り合いの紹介など考えられる方法はいくつかありますが、多くの方はこの3つのどれかを使っていると思います。
ドイツの不動産会社で探す
語学が堪能であれば不動産会社を使うのも選択肢のひとつです。
仲介手数料がかかる、意思疎通が難しいなどのデメリットのほうが多いので私は選択肢から外していました。
日系の不動産会社で探す
デュッセルドルフにはありがたいことに日系の不動産会社がいくつかあります。
日本人スタッフがいて日本語で連絡が取れるのがメリットです。
アパート探しだけでなく、住んでからのトラブルなどもすべて日本語で対応してくれるので安心です。
ただこちらも仲介手数料がかかるのでコストを抑えたい方には不向きです。
インターネット(アプリ)で探す
私は今回この方法でアパートを決めました。
自分で条件に合う物件を探し、内覧の予定を立て、契約手続き…
など手間はかかりますが仲介手数料がかからないので初期費用を抑えたい方におすすめです。
いくつかの賃貸検索サイトがありますが私は「Immo Scout24」で探しました。
アプリ版もあるので使いやすいです。
知人からこのサイトが一番物件数が多いと教えてもらったので、他のサイトは使っていません。
アパートが決まるまでの流れ
ドイツで物件を探す際も日本と同じように
物件を探す→内覧したい物件にコンタクトをとる→内覧→契約
という流れでした。
アプリで物件を探す
エリア、家賃、広さなど希望する条件で絞り込みます。
毎日のように新しい物件が追加されたり、借り手が決まっていったりと入れ替わりが激しいのでこまめにチェックしていました。
内覧したい物件にコンタクトをとる
良さそう!と思う物件はだいたい他の人も同じことを思っています。
1つの物件に対して数十件もの連絡が殺到することも…なので気になった物件には早めに連絡しましょう!
私は「内覧させてください」とメッセージを送ったうち3割くらいしか返信はありませんでした…
しかも3割の中でも先客がいて断られることもあるので、内覧させてもらえる物件はかなり少なかったです。途中で連絡が途絶えたこともありました…
必ずしも返事が返ってくるとは限らないので、積極的にメッセージを送り続けることが早く決めるコツです。
内覧
内覧までたどり着ければラッキーです。
ドイツでは日本と違って土日や遅い時間の内覧を断られることはよくあります。
大家さんが案内してくれる物件もあれば、まだ人が住んでる場合はその住人が案内してくれる物件もあります。
住人が案内してくれる場合は家具を譲ってもらったり(買取の場合も)、住んだ感想などを直接聞くことができます。
内覧して気に入った物件に出会えたとしても、よりいい条件(すぐに契約できる、家具を値引き交渉なしで買い取ってくれるなど)で物件を引き継いでくれる他の希望者がいる場合にはいきなり連絡が途絶えてしまうこともあります。契約が完了するまでは気が抜けません。
契約
契約手続きは管理している不動産会社で行いました。
敷金はかかりましたが仲介手数料は一切かかっていません。
物件を探し始めてから約1ヶ月で契約まで完了しました!
物件探しの注意点
ドイツで自力で物件を探すにはいくつか注意しておきたいことがあります。
詐欺には注意
不動産検索サイトに載っている物件でも詐欺物件はあります!
見分けるのは難しいですが「頭金として○○€支払って」など契約もしていないのに支払いを求められた場合は詐欺の可能性が高いです!
家具を高額で買い取らされる
直前に住んでいた住人が取り付けたキッチンや家具を「買い取る」ことはよくあります。
特にキッチンは自分で取り付けようとすると時間もお金もかかるので、キッチン付きの物件のほうが便利です。
しかしあまりにも古いのに高額を要求してくる場合は注意したほうがいいです。
そもそもその住人が買った家具ではない可能性もあります。
最初は高めの値段を設定してくる場合もあるので、キッチンや家具の状態をよく確認し値引き交渉してみたりと、本当に払う価値があるのかを検討しましょう。
物件によって決まりごとはないか
ドイツで集合住宅に住む際に気を付けたいのは「騒音」。
特に日曜日に大きな生活音を出すと近隣トラブルを招いてしまう可能性もあります。
物件によっては大きな音の出る作業(洗濯や入浴など)ができる時間帯が決められているものもあります。その場合はあらかじめ契約書に書いてあるそうなので確認しましょう。
ドイツのアパートの探し方まとめ
私と同じように早く安くアパートを探したい方は以下のポイントが大切です。
- 物件はこまめにチェックする
- 気になったら積極的に連絡する
- 契約前の支払いには応じない
- 理想を高く持ちすぎない
ドイツの賃貸物件は本当に入れ替わりが激しいです。
家賃が安くて、駅近で、家具付きで、綺麗で、バスタブ付きで、立地が良くて、バルコニー付きで…など条件がありすぎるとなかなか決まりません。ある程度は妥協することも必要です。
焦りは禁物ですが、少しでも気になった物件には積極的に連絡をとったほうが早く決まる可能性が高くなります。
これからアパートを探す方の参考に少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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